個別指導と塾選びの話|水戸市周辺の中学生・小学生向けブログ → 投稿投稿一覧はこちら
Last Updated on 2026年1月11日 by 塾個別
「中2の学年末テストは、中3の4月より重要である」という水戸の塾業界の常識私立入試が始まった今だから言える、「受かる子」と「崩れる子」の決定的な違い
冷え込みが一段と厳しくなってきた水戸の夜です。 塾の窓の外を眺めると、マフラーを巻いて家路を急ぐ中学生たちの姿が見えます。今日から私立高校の入試が本格的に始まりました。受験生たちは今、まさに人生最初の大きな関門に立ち向かっています。
そんな先輩たちの背中を、現ら中2・中1の保護者の皆様はどうご覧になっているでしょうか。 「中3になったら、うちも本気を出させよう」 もしそんな風に考えているなら、少しだけ厳しいお話をさせてください。
水戸の塾業界で長く指導している人間からすれば、「中2の学年末テストは、中3の4月の実力テストよりも、はるかに重要である」というのが揺るぎない真実です。
なぜ「今」が最大の分岐点なのか
水戸一高、二高、三高といった地元の人気校を志望する際、避けて通れないのが「内申点」の話です。
茨城県の公立入試において、中2の学年評定(通知表)はしっかりと記録に残ります。中3になってから必死に実力テストの点数を上げても、中1・中2のサボりの代償(低い内申点)を覆すのは、想像以上に困難です。
さらに、学習内容の面でも中2の学年末は「地獄の関門」です。
- 数学: 証明問題や確率。ここで挫折すると、中3の図形問題は全滅します。
- 英語: 不定詞や比較、動名詞。中3の長文読解の土台が今作られています。
「中3から塾に入ればいい」 そう考えている間に、中2の後半でつまずいた子は、中3の春にはすでに「取り返しのつかない学力格差」の向こう側へ行ってしまっているのです。
親ができる唯一のこと、すべきでないこと
この時期、親御さんがやってしまいがちなのが「勉強しなさい!」と連呼することです。 残念ながら、水戸の厳しい入試を勝ち抜く子に、そんな言葉は不要です。
本当に伸びる子の親御さんは、静かにこう言います。 「次の学年末テストの結果を見て、志望校のランクを現実的に決めようね」
今の甘えが、1年後の私立入試の併願校選びや、公立志望校の変更に直結していることを、冷静に突きつける。それが「中2の冬」というタイミングです。
塾の椅子に座っているだけでは、成績は上がりません。 この冬、どれだけ自分を律して机に向かえるか。その覚悟がないまま中3を迎えることの危うさを、今一度親子で直視してほしいのです。
夜も更けてきました。 私の目の前では、中2の生徒が一人、明日の小テストに向けて黙々と単語を書き殴っています。彼のような子が、1年後に「あの時、逃げなくてよかった」と笑うのでしょう。
水戸の静かな夜、自習室の明かりを消すまで、もう少し彼らの伴走を続けようと思います。
それでは、また。
