個別指導と塾選びの話|水戸市周辺の中学生・小学生向けブログ → 投稿投稿一覧はこちら

Last Updated on 2026年1月11日 by 塾個別

はじめに:冬休み前、「このまま冬休みに入って大丈夫?」という不安

期末テストが終わり、通知表や答案が戻ってくる時期になると、「この調子で冬休みに入ってしまって大丈夫なのか」「部活やゲームばかりになって、全然勉強しないのでは…」と、そわそわし始める保護者の方は少なくありません。

実際に、「中学生 冬休み 勉強しない」と検索したくなるくらい、冬休みの過ごし方は多くのご家庭の悩みどころです。筆者は水戸市周辺で中学生の学習相談を受けることが多いのですが、成績そのものよりも、「勉強の習慣がないまま長期休みに突入すること」を心配される声をよく聞きます。

この記事では、冬休み前の今だからこそ考えておきたい、家庭での声かけや環境づくりのポイントと、冬休みをきっかけに塾を検討する場合の見方を整理してみます。「完璧な計画」を立てるというより、「無理なく続けられる形」を一緒に探していくようなイメージで読んでいただければと思います。

冬休みの勉強でよくあるパターンと、その落とし穴

パターン1:「冬休みの予定表」を親が作って、三日で終わる

真面目に考える保護者ほど、カレンダーにびっしりと「5教科の予定表」を書き込みがちです。ところが実際には、

  • 初日から部活の疲れでズレる
  • 1日さぼると、翌日以降のページ数がどんどん膨れあがる
  • 子どもが「どうせ守れない」と感じてしまう

という流れになり、三日坊主で終わってしまうケースがよくあります。勉強が得意ではない子ほど、目の前に「びっしりの計画」が並ぶと、それだけで気持ちが萎えてしまうこともあります。「やらなきゃいけないこと」より先に、「これなら自分でもできそう」という感覚を持たせることが大切です。

パターン2:冬期講習で授業だけ増やして、演習が追いつかない

冬休みと言えば、多くの塾で冬期講習が開講されます。もちろん、復習のきっかけとしては良い機会なのですが、授業コマだけを増やしすぎると、

  • 新しい解き方をたくさん教わるのに、練習する時間が足りない
  • 「聞いたことはあるけれど、自分では解けない問題」が増える
  • 復習しきれないプリントの山だけが残る

といった状態になりやすくなります。特にテスト200〜350点くらいのお子さんの場合は、授業時間を増やすより、「教わったことをその場で演習できる時間」が確保されているかどうかの方が、冬休みの成果を左右しやすいと感じます。

パターン3:家任せ・塾任せのどちらかに振れすぎてしまう

「冬休みくらいは本人に任せたい」と思う一方で、「やっぱり塾で全部何とかしてほしい」という気持ちも出てきます。どちらかに振れすぎると、

  • 完全に家任せ → 結局ほとんど手がつかない
  • 完全に塾任せ → 塾に行かない日は何もしない

という状態になりがちです。理想は、「家でやること」と「塾でやること」がうまく分担され、どちらも“手を動かす時間”につながっていること。冬休みは、その分担を考え直す良いチャンスでもあります。

冬休みに塾を使うなら、こんなスタイルが合いやすい

勉強が苦手・200〜300点台の子には「授業+演習まで」の個別指導

ふだんから勉強の習慣がつきにくい子の場合、冬休みだけ急にギアを上げるのは難しいものです。このタイプには、

  • 1回の授業の中に、必ず演習時間が含まれている
  • その日の内容を忘れないうちに、塾で「やり直し」までできる
  • 分からないところを、その場で質問しながら進められる

といった、小〜中規模の個別指導が合いやすいように感じます。「教わる量」を増やすより、「教わったことを自分の手で確かめる回数」を増やすことが、冬休みにやっておきたいポイントです。

部活も休みたくない子には、プランを一緒に組んでくれる塾

冬休みとはいえ、部活の練習や大会が入っている中学生も多いでしょう。そうしたお子さんには、

  • 事前の面談で、部活や帰省の予定まで聞き取ってくれる
  • 「この冬はここを重点的にやろう」と、テーマを絞ってくれる
  • 回数や時間を、無理のない範囲で一緒に決めてくれる

ような塾だと、続けやすくなります。一方的に「このコースにしてください」ではなく、「この日程なら、これくらいが現実的ですね」と、生活リズムに合わせて提案してくれるかどうかは、見学時の会話からも何となく伝わってきます。

人見知り・質問が苦手な子には、小〜中規模で顔が見える教室

初めての場所が苦手だったり、人前で質問するのが恥ずかしいお子さんも少なくありません。このタイプの子には、

  • 先生と生徒の距離が近く、自然に声をかけてもらえる
  • 人数が多すぎず、顔と名前を覚えてもらいやすい
  • 演習中に先生が回って見てくれる

といった環境の方が、「分からないところをそのままにして終わる」場面が少なくなります。冬休みは期間が限られているぶん、「一度分からなかった問題を、そのまま次の回まで引きずってしまう」ことがもったいない時期です。すぐに聞ける雰囲気かどうかは、体験のときにお子さんの表情をよく見ておくと分かりやすいです。

冬休み前の見学・体験でチェックしたいポイント

ポイント1:授業と演習のバランス

  • 1コマの中で、説明だけで終わっていないか
  • 問題を解く時間がしっかり確保されているか
  • 間違えた問題を、その場でやり直す流れがあるか

冬期講習チラシでは「授業コマ数」が目立ちがちですが、実際の1コマの中身を体験してみると、その塾の考え方がよく見えてきます。

ポイント2:冬休みの目標設定のしかた

  • 「この冬休みは、ここをやり直しましょう」と具体的に提案してくれるか
  • 今の成績やつまずきを踏まえて、教科や単元を一緒に選んでくれるか
  • 「全部やりましょう」ではなく、優先順位をつけてくれるか

冬休みは期間が短いぶん、「やることを絞る」ことも重要です。テスト200〜350点くらいのお子さんほど、あれもこれもではなく、「これだけはできるようになった」と言えるものが一つあると、自信につながります。

ポイント3:冬が終わったあとをどう見据えているか

  • 冬期講習だけで終わる前提なのか
  • 3学期以降の勉強の続け方まで、少し触れてくれるか
  • 「習慣づけ」や「やり直し」をどう考えているのかが伝わるか

水戸市の中学校でも、3学期はあっという間に過ぎていきます。冬休みだけの「イベント」で終わらせず、3学期や次の学年につながるような話が出てくる塾かどうかも、ひとつの判断材料になるでしょう。

まとめ:冬休みは「量」より、「続けられる形」と「やり直し」

冬休み前になると、「中学生 冬休み 勉強しない」という不安なキーワードが頭をよぎりがちですが、大切なのは「すべてを一気に変えること」ではありません。

  • 無理のないペースで、少しでも机に向かう「きっかけ」を増やすこと
  • 教わったことを、その場の演習とやり直しで定着させること
  • お子さんの性格や生活リズムに合った塾スタイルを選ぶこと

この3つを意識して冬休みの過ごし方や塾選びを考えてみると、必要以上に焦らずにすむはずです。

気になる塾があれば、ホームページやブログで「勉強の考え方」や「子どもへの向き合い方」に触れている記事を読んでみてください。教室の雰囲気や大事にしていることが見えてくると、お子さんにとっての「ちょうどいい距離感」がイメージしやすくなると思います。